加圧シャツを40代のメンズが着ても効果があるのか?

筋トレコラム

着るだけで痩せることができると評判の加圧シャツが登場し、通販などで購入できるようになりました。今回はこの加圧シャツの効果や使用上の注意点についてまとめてみました。

腹圧を上げてお腹をへこませる効果があります

通販などで購入できる加圧シャツにはスパンデックスという素材が使われています。このスパンデックスとは高い伸縮性および耐久性を持っており、競泳用水着やスポーツウェアなどに用いられている素材です。加圧シャツはそのスパンデックスの収縮力が上半身に均等にかかるように設計されているのが特徴であり、それによってお腹周りの筋肉である腹横筋に強い圧力がかかるようになります。

腹横筋が衰えてしまうと、内臓の位置が下がってしまうのですが、加圧シャツの圧力によって内臓の位置がもとに戻り、突き出ていたお腹がへこんだように見えるのです。さらに本来の位置よりも下にある内臓が、正常な場所に戻ると本来の働きを取り戻すようになり、それがダイエット効果に繋がるのも加圧シャツの効果です。

猫背の矯正をして痩せやすい体を作ります

加圧シャツはその強い伸縮性によって猫背を矯正してくれる効果もあります。猫背になると体は前かがみになってお腹が、上から圧迫されるようになります。それによって呼吸が浅くなり、体内の細胞の働きが鈍った結果として太りやすい体ができてしまうのです。

加圧シャツには胸を前につきだして肩を広げさせ、背骨にゆるいカーブをつくらせる効果があるなど、猫背の矯正をおこないます。するとお腹の圧力が軽くなり、呼吸が深くなることによって取り込める酸素の量が増加、体内の細胞の働きが活性化して痩せることができるのです。

また、猫背になると代謝の低下だけでなく頭痛や肩こり、腰痛を引き起こすこともあるので、そうしたことに悩んでいたら利用してみてください。

寝るときの使用は避けたほうが良いという説もあります

ダイエット効果を発揮する加圧シャツですが1点だけ注意点があり、それは「寝るときは使用しない」ということです。寝るときであっても加圧シャツは体に圧力をかけ続けるので、睡眠中にもダイエット効果は確かに発揮されるのですが、睡眠を取ることの目的はリラックス効果だけでなく内臓や筋肉の疲労を取り除くこともあります。

そのため、加圧シャツを着用したまま寝ると、その圧力によって翌日にも疲労が残ってしまい、ダイエット効果が半減されたり、仕事中に眠気に襲われたりと、様々な悪影響が発生することがあります。特に40代ともなると、疲労の回復が遅くなるので、影響が大きくなる可能性があります。夜は体を休ませることを優先するためにも、加圧シャツは使用せずに寝たほうがよいという説もあるようです。

ただし、寝てるときに着ていて体調が悪くならなければ、実際にやってみて効果がある方法を選べばよいでしょう。

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